「好きなMusician」 2010年1月9日 by ISHI

MP3は通勤時にいつも携帯してはいるものの、実はあまり音楽を聴くことはなく、所謂宝の持ち腐れ状態です。
そのくせ、聴きたい時には、イヤホンが断線気味だったりするのは、本体にコードを巻きつけたままなのがいけないのでしょうか・・・

自宅で音楽を聴き込むなんてこと、もしかしたら社会人になってから殆どないことに気付きました。
やはり音楽を聴くのは、車中か歩行中くらいがせいぜい。
そんな中で、年間通じて一番聴くのは、なんといってもSteely Dan(それぞれのソロ含む)です。


本当は、幼少期に初めてポピュラーを好きになったのは、間違いなく、日テレ芸能ニューズでかかってたトワ・エ・モワの「ある日突然」です。
845分位から始まる3分間位のこの番組を見れるのは春、夏、冬の休みだけ・・・

「クラシック以外は音楽ではない!」・・・みたいな育て方をされた影響で、小学校の時は殆どポピュラーは無知で、唯一遠足の歌集が情報源。
辛うじて見せてもらった歌番組は
NHKのステージ101くらいなもの。
なので、小学生時代はベートーベンとかモーツアルト、バッハ、チャイコフスキーとかで気に入った交響曲は、鼻歌で第4楽章まで出来ました!
友人にもクラシックのピアノ習ってたヤツがいたり、自分もヤマハ音楽教室通っていたので特にそれで違和感なかったのですが。

でも、やはりどこか皆と違う一抹の寂しさ?に耐えていたわけで、ある日、勉強部屋のラジオから流れた
CARPENTARS
「Yesterday Once More」や、Simon and Garfunkelの「明日にかける橋」、
Olivia Newton-Johnの「そよ風の誘惑」なんかが印象的で
大好きになって、テープに録音して良く(こっそり)聴いていました。
西条秀樹とか野口五郎、郷ひろみ系は肌が合わなかったし、日本の唄は主にステージ101に使われるような感じが好きでした。
「上を向いて歩こう」とか、「見上げてごらん夜の星を」とか・・・オリンピクトの唄とか。
この辺が僕のポピュラーへの目覚めの時期ですかね・・・

「神田川」、「22才の別れ」、「なごり雪」とか好きでしたが、なにせ遠足の歌集が全ての情報源で、しかも遠足を終えると、
いつも一部破損状態になるので、当然誰が歌ってんのかすら判らず、歌詞も歯抜けだったりして、判んないとこは自ら作詞?して・・・
それらが「かぐや姫」というグループだと知ったのは中学から。
風の楽曲も知ったけど
風と言えば、高校受験の勉強してた時、深夜放送(ラジオ)で、突然、早稲田講堂でやった風ライブのLive音源が
流れてきて、「海風」を聴いたときは、なんか妙だけど妙に自分にハマル曲だなぁ・・・と思ったのを今でも記憶してます。
中学時代は、主にクラシック、CARPENTARS, Paul Mauriat,、中3は南こうせつが中心だったけど、中3で初めて買ってもらったギターで
Lead弾いたのは、“なんちゃって22才”でした。玄関で・・・

高校からは、もうPink FloydBOSTON、吉田拓郎、オフコース、ふのとう、Led ZeppelinDeep Purpleなんてのが主流だったように
思えたのですが、どれも自分の肌に合わなくて、多分クラシックと文部省唱歌の影響だと思いますが・・・聴いたことがなかった。
高1の12月、地元西友ストアの肉売り場前を買い物に行ったとき、妙に耳障りというか、自分にフィットする音楽がカラオケで聞こえてきて
その印象&記憶が残ったまま帰宅。ながら勉強中にラジオから流れてきたのが、まさにその曲。Steely Dan「Do it again」です。
丁度、自分も
人に自慢?して言える洋モノ探してたから、“俺はこれで行こう!”と決意。
少ない小遣い駆使して新品中古のレコードを買い求めました。

Steely
 Danはなんかもの凄く癒されたり、発見があったりで非常に自分にとって最高の音楽の一つです。
後追いで、音楽雑誌で、彼らの事を知った訳ですが、ああゆう態度はある意味、職人として尊敬出来ると当時から思ってました。
そういえば、当時5枚出していたアルバムの4枚目「AJA」は、彼女とマックに行く金を残すか悩んだ末に、結局大塚にあった予備校の
夏期講座を終えてから、向かいにあったビルの中古レコード屋で買ったんだ・・・
(僕が行ったのは高校の先輩の勧めで有名でない予備校です)
80年代から90年代は音楽に全く関心なし。自分の好みの新手Musicianが出てこなかったしレコード店も入り難いような被害妄想?に
駆られて、楽器屋含め殆ど行ったためし無し。


2000
年頃から、カラオケ若い子対策でEXILE、ガクト、Bz、郷ひろみ、J-WALKなどから自分好みのを1曲ずつ覚えて、ご披露するという
ウケ狙いにはいったものの、既にそれらは、チト古い領域になってしまったので、今 意外性のあるのを探そうか思案中。っていっても、
何が受けるのか知らないので、若者達から情報収集しなくてはいけない・・・のも面倒で・・・

海外のKTV用にはEric Patrick ClaptonThe BeatlesCARPENTARS、無理してAerosmithの「Armageddon」かな。
めったにカラオケにはこの4年位行きませんが行けば
英語の歌の方が多いかも。メンバーにもよりますけど。

と、いうことで僕の好きな Musicianは、元々多くなく、というより殆ど人様に伝えるべきものがなく、今だ、中学高校の頃にハマッタ曲と
文部省唱歌(唱歌的)楽曲が好きで、しかも、この二つの音楽は 普通相反するカテゴリーだと思うんだけど、自分の頭の中では違和感なく
共存しているという・・・共に作るのは非常に難しい楽曲だと思います。


今もMusician探ししてないし・・・向学心ゼロ? 興味心減退??

そういう意味ではフォーク居酒屋みたいな所で、世間の常識を教えてもらうと、いい曲一杯有ることを知って、刺激にはなります
(問題は、店を出る頃には忘れているコト)
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