半ズボンの少年

あの頃の青空は 輝いていた気がする
少しの挫折さえ 明日の風が舞い込む
四石ラジオ作って 自転車かけながら聞いた
角屋のおばちゃんの 優しさ 赤い杏

あの頃は全てが 夢のおもちゃに変えられた
川ひとつ越えただけで 新らしい世界へ

何かが変わってしまい 何かを失くしてしまった
思い出は変わらないまま今でも この胸の中にあるのに

あの頃の幸せを 忘れたふりをして
意味のない”今”だけに 泣いて、笑って、怒って

優しくて悲しくて 母の温もり・・・風の香
君が大人になったら 同じ空を見るだろうか

あの頃の僕はそこにいて 今も無邪気なままで
夢を追い掛けて走り続けている 永遠の半ズボンの少年

砂時計のように 生まれた時から
静かに流れ落ちて また還って行く
ひと粒の砂が ダイヤに変わることを
信じて走り続けて 行き場をなくして Woo

あの頃の君が微笑んで 手を振ってくれてる
夢を追い掛けて 走り続けている
君とも一度 走ろう

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