君の声が聞こえてくる 僕に何を言いたいのか

桜が舞う雨上がりの 月明かりは冷たすぎる

僕は何処へ行くのか


無機質な都会では 季節さえも二つしかない

振り返れば何もなく お前に何が分かる

誰もが幻を見ていたことに気付き始め

悲しい時代を受け止めて歩いてく


闇の中で聞こえてくる 悲しすぎる君の声が

琥珀色のグラスには 輝いていた君が見える

僕は何処へ行くのか


君さえ幻に振り回されて 輝いた日々 人は悲しい

だからこそ 生きている


かき消されてく 僕の叫びが デジタルな音の中に

追いかければ遠ざかる 君の声を抱きしめたい

歩き出せば月の道も 桜が舞う夜の明かり

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Moon 桜